収益物件紹介1-2
昨日の記事の続きです。
築古木造不動産投資では、減価償却の取れる1~4年目の収益額が大きくなるという話でした。
表で見ると非常に分かりやすく、1~4年目は年間400万円以上の利益が出ていますが、5~9年目以降は200万~150万程の利益に落ち込んでいます。これは減価償却費用で経費を取れていた分が取れなくなり、税金が上がったことで利益が減るためです。
この物件は本当に良心的な値段で購入出来ておりますので、5年目以降でも200万円程の利益が出ていますが、一般的な不動産投資の場合、1~4年目がほどほどに利益が出て、5~借入最終年月までは利益が少ないか、物件によっては赤字になり、返済が終わるとCFが出るようになる、というのが通常です。(木造物件の場合についてです、返済年月が長く取れるRCはまた違ってきます)
というわけで、木造築古投資の場合、利益が簡単に出てくれる当初4年で勘違いを起こさず、しっかりと積み立てておくor運用に回す、ということが必要になります。