しおいぬの目指せ投資で10億円!

栃木県足利市に住む1人社長の株式・不動産運用ブログです 目指せ資産10億円

リスクを取るということ、リスクへの対応方法

私は現在、一般の方に比べてかなり短い労働時間で働いています。(週4~5日、平均1日5時間程度の仕事時間)

 

友人達には「そんな労働時間でそれだけ給料取っててうらやましい!」とよく言われますが、私がこの労働時間でやっていけているのは「リスクを取っているから」です。(サラリーマン時代に体験してきた非生産的文化の一切を排しているなどの要因もあります。例:意味のない会議時間対効果を無視した完璧主義1人社長故にコミュニケーションの時間がかからない(これはちょっと寂しさも感じますが…w))

 

リスクを取る、ということはどういうことか、私は現在

 

  • 銀行から収益物件借入資金として約4億円を借りている
  • 事業が不動産に特化しているため、もしもの地震や水害リスクに弱い
  • 事業全体がお金が無いと継続できない物になっている

 

といったリスクを抱えながら会社を経営しています。(冷静に列挙してみると、株式投資なんて目じゃないレベルのリスクを抱えています(笑))

 

特に、資産の大部分を収益不動産で所持していますので、東北大震災を超えるレベルの大地震(例:首都直下地震など)が発生し、収益物件に大きなダメージを受けた場合、私どころか、私の両親も含めて破産まっしぐらですw(笑い事じゃない)

 

また、収益物件内部で大きな事件・事故が発生した場合、その収益物件1棟が全部ダメになる、ということも十分に考えられます。(例:座間9遺体事件など)

 

また、中古住宅を買い取り、リフォームして再販売するという事業もやっていますが、その性質上、そこそこのお金が無ければ買い取れないし、リフォームもできません。仮に「地震が発生して文無しになったから1から出直しだ!」となっても、お金が無いわけですからこの事業を継続することはできません。

 

 

といったところで、一般のサラリーマンと比べれば、5倍?10倍?…いやもしかしたらそれ以上のリスクかもしれません(汗) とんでもない大きなリスクを抱えながら経営をしています。

 

さて、仮にリスクが10倍だったとしましょう。私の年収はおおよそ同年代のサラリーマンの倍程度です、そして労働時間は1/2程度です。故に、同年代のサラリーマンの方々と比べて約4倍のリターンを手にしています。しかし、リスクは10倍ですw(だから笑いごとじゃない)

 

リスク10倍に対してリターンを4倍程度しか享受できていないのが現状の私なのです!

 

以上のことから、「うらやましい!!」と言われても「いや、こっちこそうらやましい!!」としか返せないわけですが、大きいリスクを取ってでも自分のやりたいことを、自分の意思のみでやっていくことを決めたわけですから頑張るしかありません。

 

私が株式投資をはじめたのも、このリスクに対応するためです。

 

不動産投資はリフォームや維持管理を自分で行えば経費が節減できたり、中古収益物件なら売買金額の交渉、新築収益物件なら土地価格の交渉や建物価格の調整などで、自らの能力で収益を改善することができるところが魅力です。また、一般的に株式投資によるリターンよりも不動産投資のリターンの方が大きく、実物投資なので収益のシミュレートがしやすい、といったところもメリットです。

 

しかし、流動性、換金性、分散が難しい(出来ない)といったデメリットも大きいです。故に、上記に優れた投資商品:株式投資を始めたわけです。特に地理的、時間的分散効果に期待をしています