しおいぬの目指せ投資で10億円!

栃木県足利市に住む1人社長の株式・不動産運用ブログです 目指せ資産10億円

パッシブファンドが増大、その危険性について

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私のビジネスの信条は「裏道を行く」「皆と正反対の方へ行く」です。短期的には逆張り、人と違うことをやったほうが儲けることができます。ただ、逆張りで儲けると、そのうちにその逆張りが順張りになっていくのがビジネスの世界ですので、「今やっているビジネスを未来永劫やるつもりはありません」やっているうちに、もっとおいしい逆張りが見つかれば、また人とは違う道を行きます。

 

 

さて、前置きが違う方向に行ってしまう前に話を戻します。1つ目の記事のように、インデックスファンドがフィーバーしています。どこもかしこもインデックス祭りです。つまり、

 

 

私の信条からすると、今インデックスファンドは危険だと思っています。

 

 

2番目の記事はインデックスファンドがもたらすリスクに対して警告しています。「インデックスファンドは長期投資だから、株価が下がっても安心」という心理を持つインデックス投資家が増えることによって、株価が下がらない相場が形成されているというものです。

 

そして、今後暴落の局面になった時に、インデックス投資家達が含み損に耐えられず、投げ売りをすると更なる恐慌を巻き起こすだろう、と締めくくられています。確かにその通りです。今ほどにインデックス投資が持ち上げられるようになってから、まだ一度も大規模な暴落というのは起こっていません。インデックス投資家は恐怖をまだ体験していないのです。暴落してもインデックス積立投資なのだから、皆ホールドし続けるだろうという楽観視は私は出来ません。結局インデックス投資家なんて(私も含めて)素人に毛が生えただけの投資家ですから、すぐに信条をかなぐり捨てて「トウシコワイ、ヤッパリゲンキンガイイ」なんて言い出す人も多いと私は考えています。そして、そんな人が多ければ多いほど、インデックス投資家全体が負うダメージは増えていきます。

 

 

といったところで、インデックス投資だから勉強は不要、積み立てるだけでラクチン!とは私は思えません。現在は金融資産の規模が小さく、仮に暴落が起こっても数百万の含み損程度ですむでしょうから、むしろ暴落時の押し目局面において積極的に積み立てることができるぞ、暴落ラッキー!くらいに考えることができます。しかし、次の暴落ののち、株高局面が来たときは防衛力を高めておかないと、その次の暴落時は数千万の損失になってしまいます。

 

次の暴落~株高~暴落の始まりくらいまでは、恐らく最低でも10年はかかるでしょう。しっかりと経験値と知識と対応策を身に着けておきたいと思います。