しおいぬの目指せ投資で10億円!

栃木県足利市に住む1人社長の株式・不動産運用ブログです 目指せ資産10億円

個別銘柄紹介(飯田グループホールディングス)

今回は、私が事業で密接的に関わり合いを持っている、飯田グループホールディングスの現在株価を評価していきたいと思います。

 

結論から言えば、現在の株価は非常に割安であると考えます。

 

 

私は不動産業で独立をして、現在は

 

  • 収益不動産の運営・管理
  • 中古住宅の買取、リフォーム後販売
  • 新築建売住宅の仲介

 

という3本建ての事業を1人で行っています。(よく3事業もやって1人で会社を運営できるね、ってよく言われますが、逆に3,4人でやってたらヒマすぎてどうしようもなくない?って聞き返したくなります(;'∀')吾輩が手抜きをしているから回っているということなのだろうか…)

 

 

さて、ここで3つ目の事業の新築建売住宅の仲介についてですが、弊社はメインとして飯田グループホールディングスの新築建売住宅を仲介しております。

 

言わずとしれたパワビルダーの雄で、建売住宅のみに絞れば、全国の販売棟数の50%以上を(下手すればもっと?)席巻していると言われています。完全な市場独占企業なわけですが、飯田ホールディングスの株価は現在PER7付近で推移しています。

 

もちろん、市場独占企業になってしまったが故に、成長性という意味では著しく欠けます、しかも不人気の不動産セクター。今後の人口減少時代もかんがみれば、まぁ、一般的に見れば納得の数字です。

 

しかし、私は不動産業界で働いていて、現在の(マトモに稼働している)不動産業者の2割程度が飯田グループの建売仲介で食べている、言わば飯田グループの下請け販売会社になっているという事実をよーく知っています。(収益の9割を建売仲介事業に頼っている)

 

仮に、明日飯田グループが消滅(!?)したとしたら、全国の不動産業者の(何度も言うが、年間売上高2000万以上はあるマトモに稼働している会社のみw)1割は即日消滅、もう1割も他の事業に移行できない会社から順次消滅していくでしょう。

 

 

と、いったところで、飯田グループホールディングスに依存している不動産会社、及び工務店などの建設会社が本当に多すぎるが故に、10年、20年の内にこの会社がどうにかなってしまう可能性というのは本当に考えづらい。というか、他にもたくさんある上場会社のほうがもっと先に潰れる可能性高いよな~と考えます。

 

そうした他の会社のPERも7前後なことを考えると、飯田グループホールディングスの現状の株価は安すぎる、と考えます。

 

ここで、私がいつも数字の計算でお世話になっているサイトからデータを引用させて頂くと…

ronaldread.blogspot.com

 

PER7というのは、会社の期待成長率が-8%程度と株主に評価されている、という水準であることが分かります。(初期数字の設定次第なところもありますので、過信は禁物ですが)

 

私は飯田グループホールディングスが毎年-8%成長の会社だとは全く考えていません。

 

更に、今後、毎年5万棟近くの建売販売棟数という数字を活かすために、新築20年後リフォーム、瑕疵保険延長などの分野に手を出すようなことが起これば、更なる成長もありえると思います。

 

よって、現在のPER7程度の水準ならば確実に飯田グループは買いだと考えていて、積立投資に移行する際、ほとんどの株式は売却しましたが、飯田グループの株式だけはまだ保有しています。(あと、飯田グループのマンションの多くを手掛けているファースト住建も残してます。)

 

 

やはり最終的には個別銘柄投資で指数をアウトパフォームしていく取り組み方をしていきたいですから、しっかりと日本でどんな会社があるのかという視点は保持したまま、国際分散投資をしていきたいと考えています。