しおいぬの目指せ投資で10億円!

栃木県足利市に住む1人社長の株式・不動産運用ブログです 目指せ資産10億円

ボンボンの不動産投資(昔話風)

あるところにボンボンという名の若者がいた。


彼はデブでスケベでギャンブル好きであらゆる才能が皆無であったが、多少の数字的能力があった。


そして、親が金持ちであった。

 


あるときボンボンは思った。
あれ?必死に働かなくても金動かしてるだけで生活できるんじゃね?

 


ボンボンは父親を連帯保証人にして4億円を銀行から借り入れ、その全額を用いて収益不動産を購入した。


齢30歳にして4億円の借金長者である。当初銀行は「こんなデブでスケベでギャンブル好きなクズに億を超える金を貸してもいいのか…?」と貸し渋った。


しかし、ボンボンは数学的能力だけはあったので、総ページ数100枚にも及ぶ収益計画書を作成した。


起こりえるリスクに対してどのようなヘッジを図るか、今後10年以上の足利の人口減少も踏まえた入居率計算、周辺アパート数十棟の家賃状況について、等々、絶対に銀行に損が発生しない(と見えそうな)資料を提出することで、銀行側を納得させた。(むしろ最後にはアチラから借りてくださいと言ってきた)

 


実際の賃貸経営は中々に難しいものであった。なにせ賃料2万円台の層の人間達を相手にせねばならぬ。1割程度ではあるが、殺したくなるようなクズもやはり、いる。

 

燃えるゴミと燃えないゴミの違いがそもそも理解できない(未だに毎週燃えないゴミの日の前にゴミ置き場を掃除している)


・いつのまにか3~5人で住みだすが、住んでるのは1人ですとい言う(アイツらは平気でウソをつくので、夜飛び込みで訪問を2か月繰り返すなどして、出ていかせるようにしむければならぬ)


・騒音問題(録音装置を常時5台ほど稼働させていた時期もあった)


・夜逃げ(大家業はナめられたら終わりである、中国に逃げ帰っても、知り合いの中国人に住所を聞いて親元を探し当て、親から原状回復費用と家賃を回収してやった)

 

 

等々、ボンボンは「おい、こんな大変だとは思わなかったぞ、どこが不労所得だファッキンジャップ!」と毎日のように言っていた。


しかし、賃貸経営を長年やってきた父親の手ほどきを受けて、また父親の知り合いの資産家から割安に収益物件を譲ってもらうなどして、段々とルーチン化することができ、今では苦痛と感じることもなくなった。

 


さて、収益物件からの賃料、年間返済額などは以下のような感じである。

 

収益物件購入金額・・・40,000万円
年間賃料・・・6,800万円
年間返済額・・・2,800万円
年間管理費用(リフォーム積立含む)・・・500万円
税金・・・2,000万円

差し引き手残り・・・1500万円

 

 


デブでスケベで麻雀を週に3回は打つ才能のないボンボンは更に思った。
「手残り全部使っちゃったら何かあった時に対応できないな。金がはいってきたからって生活水準は簡単には上げちゃいけない。


むしろ、手元に入ったお金をそれこそ全額株式などの運用に回して、年間の配当所得が100万とか200万になったら、その配当金額分だけ生活水準を上げる、


とかすれば、若い内は大変だけれど、40歳以降子供が高校・大学になった時に非常に余裕ができるんじゃないか?。」

 

 


ボンボンは数学的能力だけはあった。ボンボンは今後のシミュレーションをした。
「他の不動産業務の給料のみで自分の生活費は十二分に賄える、よって1500万円は全て運用に回すことができるな。


1500万円を毎年積み立てていって、税引き後利回り5%程度で15年回すと…、3億1200万になるぞ!!!


そして、全ての収益物件は15年返済で買ってあるから、15年後には返済が0になる。


ただ、経年劣化による資産価値の減少があるから、4億円で買ったけど2億円程度まで価値は落ちるだろう。


つまり…、15年後に金融資産3億円、不動産資産2億円、純資産総額5億円となる計算だ!!!!!!

 

 


クズでデブでスケベでギャンブル好きであったボンボンは、ここにきて資本主義社会での金の活かし方、重要性、「金こそ全て」など揶揄される本当の意味を悟った。


実際に金を動かしてみて、身体も脳みそも使わなければ対応できないことが多く、全くの楽ちんというわけではないことは理解したが、サラリーマンで働いていた時と比べて自発的に動く楽しさも知った。

 


もうボンボンはクズではなく、無才能者でもなくなっていた。彼は資本主義社会での勝者となるべく歩み出したのだ。(ただし、デブでスケベでギャンブル好きではある)

 

 

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