飯田グループホールディングスの四季報文章に懸念
四季報秋号、皆さんは買いましたか?私も買ってヒマな時に読んでいます。(最近忙しすぎて読める時間がなかなか確保できていませんが…)
さて、その中の文面で、私もホルダーの一員である「飯田グループホールディングス」の【原価抑制策】として、仕入れ価格が高めになる宅建業者からの販売用土地購入を原則、禁止に。という文面がありました。
これは不動産業者の立場からすると非常に怖いですよ。というのは、飯田グループというのは土地の仕入れ・建物の販売を不動産仲介業者に任せることにより、地場不動産業者と共存共栄を図ってきました。(建物の販売でも仲介手数料を地場業者に差し入れることにより、地場業者が抱えている地主の人脈を確保してきた。)
これを、今後はオタクら通しての土地購入はしません!と言っているわけです。これは、不動産の売却が地場の不動産会社に相談しにいって売却する、という今までの流れから、インターネットの売却サイトで合い見積もりを取って売却依頼をするという流れに変わったことで、地主人脈など全くもって必要としなくなったことに起因します。(不動産販売などは10年以上前からネット全盛ですから、言わずもがなです。)
となった時に困るのは誰だ…、というと、今まで飯田グループに依存して収益を上げてきた「建売現地販売業者」や「昔からの地主人脈を頼りに土地仲介だけでやってきた地場弱小会社」のようなところは即座に潰れてしまうでしょうね。特に建売の現地販売だけで収益を上げている不動産仲介というのは、(特に首都圏に)非常に多いですから、収益源を絶たれた不動産会社の倒産が相次ぎそうです…。
ブログ村登録しました、下リンクを押して投票して頂けるとありがたいです!!