資産形成を図る理由2「投資運用をビジネスレベルに」
私の資産形成を図る理由は、
- 自分の息子が商売をしたいといった時に資金面での援助により資金的に有利な条件でスタートさせてあげたい
- 資産形成された「お金」から産みだされる所得により、自身が働けなくなってしまったとしても家族を守るため、将来仕事のモチベーションが無くなっても悠々自適な生活を確保するため
の2点です、という記事を書きました。
実は更なる一歩先の理由もあります、それは
- 資産運用をビジネスレベルにまで昇華させ、専業投資家になる
というものです。
現在私は不動産業の事業を通して給料を得ています。実際のお給料は恥ずかしいので公表しないとして(笑)、不動産業を今のまま個人事業レベルで続けた場合のお給料は(不動産投資事業は抜いて考える)
最高に調子が良い時で1500万、通常時900万、超不調時300万という感じかなぁと、非常に幅を広くして濁しますw(これに加えて不動産投資事業からの収益を加算)(実際には、年齢による体力の減少、営業力は若手有利なことを考えると、歳を重ねるたびに平均値は減少していくと思います。)
不動産投資事業からの収益を抜いたのは、不動産業をやっていなくてもそのままのクオリティで不動産投資はできると考えているからです。
さてさて、では私が不動産販売業を仮に辞めて専業投資家になった場合、いくらの収益を稼げば辞める価値があるほど元を取れるでしょう。
専業投資家になるわけですから、当然市場平均からのアウトパフォームを狙った運用となります。仮に市場平均を年率5%超える形で運用ができるとしましょう。年間900万円をアウトパフォーム分で稼ぐには、いくらの投資元本があれば良いかというと…、
X * 5% ≧ 900万円
X ≧ 900万円 ÷ 5%
X ≧ 1億8000万円
また、10%の場合は…
X ≧ 9000万円
となります。(アウトパフォーム10%は神の領域なので、これは狙いませんんが…)
1億8000万円の投資元本があれば、不動産販売事業をやるよりも、専業投資家として活動したほうが効率的に稼ぐことができるということです。
とはいえ、現段階ではこれは完全に取らぬ狸の皮算用です。月々40万円の積立では年率6%複利での計算で1億8000万円に到達するのは約20年後です。(会社の清算収益があるでしょうから、実際にはもう少し少なくなりそうですが)
ただ、不動産事業の寿命(加えて地方経済の寿命)に楽観視を持てない私ですので、今が多少順調だからといって、40代、50代になった時に同じように順調に不動産販売事業を出来ている自信が全くもって私にはありません。
故に、子供のための資産形成、将来のための安全装置、そしてビジネスとしての資産運用をするために、この年齢からの積極的な資産形成を始めました。
とはいえ!将来的なビジネス転換のためにも、まずは目の前の仕事を頑張らねばなりません!長期的な目標に引きずられて、短期的な目標をおろそかにしないように、日々精進できればと思います。