しおいぬの目指せ投資で10億円!

栃木県足利市に住む1人社長の株式・不動産運用ブログです 目指せ資産10億円

不動産業界の飲み会の話(不動産業の社長のお話)

不動産業の人って毎日飲み歩いているんですよね、ってよく言われます。

 

実際は、そこまで毎日飲みまわっていたら昨今の地方情勢だと破産してしまうので、毎日は飲みません。

 

ただ、やはり飲み会の数は一般業種よりは多いんですね。そして、飲み会の席での経営者の方々の懐の深さ、話術の巧みさといった能力の高さに驚かされます。(いや、ホントこれで金取れるんじゃないかってくらい面白い方が多い) 大抵の不動産業の社長は、営業職として人並外れた業績を残して、それを自信にして独立しますから、当然のごとく話が上手いし、面白いんですね。

 

一方、私は正確に言えば違いますが、二代目社長に近しいところがあります。(父の資産を担保に独立資金も借りていますし…完全な独力で独り立ちしたわけではありません) 話術は拙いし、社長達と比べてとんでもない面白い経験談、思わずホーーーーッと唸っちゃう話なんかも持ってません。能力の低さに悲しくなるくらいです(笑)

 

飲み会の度に自分の能力の低さ(コミュ力、人脈構築能力)を実感するわけですが、もう1つ実感することがあって、まさに積立投資での資産形成ってそういう、自分みたいな人間がやるべきことだよなって非常に感じます。

 

社長達を見ていると、地力があって常に新しい案件を即座に取得し、何もないところからお金を生み出す力に長けている方が多い印象です。例えば収益物件を自分で買うよりも、転売益を稼いだほうが儲かる!といった感じに単年度の収入をどれだけ伸ばせるかに注力しています。

 

また、そういった方たちは(実際はどうなのかは分かりませんが)稼いで使う!稼いで使う!それが経済をよくする唯一の道!といった感じで、あまり資産形成などに意識を割いている印象はありません。(あったとしてもビジネスの延長上での不動産投資のみだったり) また、儲かってるが故に、どんな事業でも俺がやれば成功する!!!という人が多く、新規事業をどんどん立ち上げたりしています。特に能力が高く、色々な業種の方々との交流を盛んにしている人程、そのような積極的事業拡大を選好します。

 

しかし、良い時もあれば悪い時もあるのがビジネスの世界で、どんなに優秀な人間でも時期が悪いと、家を売りたくても買おうと思ってくれる人がいない、とんでもなく質の高い、平時であればすぐに売れるであろうという製品を作っても、不景気なので買い手がつかない、という時が必ずあります。その時に、自分の資金力に見合わない規模で拡大している、また、非常に多くの人的費用等の固定費用が発生する状態にしていると、本当の本当にあっという間にキャッシュが枯渇し、もう少し耐えれば景気が良くなるのにというタイミングで倒産します。

 

 

さて、一方でリスクを極力抑える方法だと、単年度の収入は爆発的には増えません。しかし、消費を極力抑え、その分を運用に回して(運用に回すことによっても市場にお金が投入されることにより経済は回ります)、20~30~40年間の長い年月をかけることによって、仮に毎月10万の投資でも1,2億円のお金は確実に貯めることができます。私の目標は30年間で10億円の資産形成です。10億円の資産から生み出される所得は利回り5%で計算しても5000万、10%で計算すれば1億円です。どんなに優秀な人間でも、この年棒を稼ぐことができるのは本当の本当に一握りでしょう。

 

凡人こそ積立投資で資産を形成すべきなのです。

 

天才に打ち勝つ方法は、時間による複利効果、これ以外にありえないと私は考えます。強い意志で資産形成に向き合い続けたいと思います。