桐谷さんには誰でもなれる
優待・配当戦略で一躍有名になった桐谷さん、皆さんご存知かと思います。(実際には総資産の内1割程度のみが優待・配当枠、他に関しては通常の投資をしているようですが)
桐谷さんの現在の総資産は約3億円程ではないかと言われております、普通の人間から考えれば金融資産3億円なんて夢のまた夢!です。
しかし、実際は桐谷さんレベルの資産家ならほとんどの人がなれる可能性を秘めています。
それは何故か、桐谷さんは独身で、かつ生活も優待&配当のみで暮らす超質素(年間200万円の固定費+200万円程の優待・配当のみでの生活)なものです。
その中でも家賃の固定費が年間150万円程と高く、この部分を安い賃貸or実家暮らしなどに変えれば桐谷さんと同水準の暮らしでの生活費は200~300万円ですることができることになります。
そうすると、サラリーマンで手取り年収500万円の人間は毎年250万円(毎月約20万円)を貯蓄・運用に回すことができます。
毎年250万円の積立を年利6%で30歳から65歳まで行った場合、65歳時点での金融資産は2億5000万円程になります。
つまり、普通の人でもこの程度の資産なら築くことは可能だし、逆にいえば、桐谷さんはこうしたことを愚直に35年してきただけとも言えます。
しかし、その「愚直」に「35年」という長い月日をかけるというのが普通の人にはできません。
桐谷さんは資産3億円になった今でも自転車生活で、ガストにすかいらーくの優待券を使いに食事に行くときも自転車に乗っていくそうです。普通の人は資産3億円に到達する前に、良い車が買いたくなったり、高いけどおいしいご飯が食べたくなったり、美人な嫁さんを娶って出来た子供に英才教育を施したりします。そして、これらは決して悪いことではない、資産を頑張って作った人間の当然の権利といえるものたちです。
故に、「1億、2億のお金を作る道筋を言うは易し」しかし「資産形成の間にお金を消費しないのは難し」となるわけです。
桐谷さんにはどんな凡人でも誰でもなれる可能性があります。しかし、桐谷さんになれる人間は結果的には少数なのです。
一つ言えることは、やはり質素倹約な生活、生活水準を上げない意識を持てば資産というのは確実に溜まっていく、ということです。
どこまでの資産を目指すかや、どこまでのストレスまで許容するかはともかくとして、この事実、意識だけはもって生活したほうが有利なことに間違いはなさそうです。
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